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雨漏りの原因になりやすいベランダ!気を付けておきたい症状をご紹介。

ベランダの床には外壁や屋根の塗装とは少し異なり、FRP防水、ウレタン防水、シート防水と言った防水工事が施されています。ベランダの床の防水が劣化した場合は、雨漏りの原因になってしまいます。
ただ、ベランダが原因の雨漏りは、単に防水の劣化だけでなく、様々な要素が絡んでいます。具体的にベランダでどのような不具合が見つかったら、雨漏りの原因となるのか解説します。

ベランダは雨漏りの原因になりやすい

ベランダは、建物の中でも最も雨漏りの原因箇所となりやすい場所とされています。
建物の屋根は、スレートや瓦などで覆われていますが、屋根部分は、もともと雨水が当たることを前提に防水面を考えて建材が作られています。
定期的なメンテナンスは必要ですが、基本的に人が歩くこともありませんし、物を置くわけでもないため、急速に劣化することはありません。

ベランダも雨水がかかることを前提に、FRP防水などが施されていますが、人が歩きますし、物を置くこともあり、それによって傷がつくこともあります。
また、屋根と違い勾配が緩やかなので雨水が溜まりやすい構造になっています。
ベランダの床以外にも雨漏りの原因となる箇所が多数あります。
そのため、雨漏りと言ったらまず、ベランダを疑うべきと言っても過言ではありません。

ベランダからの雨漏りにより生じる症状

ベランダからの雨漏りが生じている場合は室内やベランダの軒天井に異常が見られるようになります。

ベランダの下に部屋がある場合

ベランダの下に部屋がある場合は、室内で様々な異常が発生します。
例えば次のような症状です。

✅天井や壁に雨染みが生じる。
✅天井や壁のクロスが剥がれる。
✅天井や壁にカビが生える。
✅天井や壁の石膏ボードが脆くなって崩れる。
✅天井や壁から水滴が滴る。

こうした症状が出ている場合は、既に相当量の雨水がベランダから建物内部に染み込んでいます。
単に雨漏りを止めるだけでなく、大工工事や内装工事からやり直さなければならないこともあります。

ベランダの裏が軒天井になっている場合

ベランダの裏が軒天井になっている場合は、室内に異常は見られないだけに、雨漏りに気づきにくいので注意が必要です。
ただ、軒天井を確認すれば次のような異常が生じていることがあります。

✅軒天井に雨染みが生じている。
✅軒天井の塗装が剥がれている。
✅軒天井の板が剥がれそうになっている。

特に、軒天井の板が剥がれそうになっている場合は、ベランダを支える骨組みも腐っている可能性があるため、ベランダを作り直す大工工事が必要になります。

ベランダからの雨漏りの原因箇所

ベランダからの雨漏りの原因となる箇所は次のとおりです。

・ベランダの床
・ベランダの腰壁
・ベランダの笠木
・ベランダの窓周り

一つ一つ確認しましょう。

ベランダの床

ベランダの床は、ベランダからの雨漏りが生じている場合に真っ先に確認すべき箇所です。
ベランダの床は、FRP防水、ウレタン防水、シート防水のいずれかの方法により防水処理がなされています。
いずれの防水方法も、メンテナンスが不要というわけではなく、歳月が経てば劣化するため、トップコートの塗替えや再度の防水工事が必要になります。
防水層が剥がれていたりひび割れが生じている場合は、その隙間から雨水が染み込んで雨漏りの原因になってしまいます。
ベランダに何も置いていなければ、剥がれやひび割れにすぐに気づくと思いますが、ベランダにマットを敷いていたり、鉢植えなどを置いている場合はその裏側が見えにくく、異常に気づきにくいことがあるので注意が必要です。

また、排水溝が詰まっていて、雨水が流れにくくなっている場合、水たまりができていることもあります。
うまく排水されず、ひび割れた場所などに、雨水が染み込んでいき、雨漏りになることもあります。
排水溝の周りはひび割れなどが生じやすいので注意が必要です。

ベランダの腰壁

ベランダの腰壁は、外壁と一体となっています。
外壁が雨漏りの原因になると言われてもピンとこないかもしれませんが、外壁にひび割れが生じている場合は、その隙間から雨水が染み込んでしまいます。
しかも、ベランダの腰壁はベランダの床側(内側)と外側の二面があるのでよく点検する必要があります。
腰壁のひび割れだけでなく、目地部分のコーキング(シーリング)の劣化も雨漏りの原因になります。コーキングがひび割れていたり痩せて隙間が生じていたら、雨漏りの原因になっている可能性があります。

ベランダの笠木

ベランダの笠木とは、腰壁の上に屋根材のように被されている部位のことです金属で作られていることが多いですが、継ぎ目部分は、コーキング(シーリング)によって雨水の染み込みを防いでいます。
そのため、コーキングが劣化している場合は、その隙間から雨水が染み込んでいる可能性があります。
また、笠木の金属が錆びて穴が空いている場合も雨漏りの原因になります。

ベランダの窓周り

ベランダの窓周りも雨漏りの原因箇所が多数あります。
まず、ベランダの窓枠と外壁の境目は意図的に隙間が設けられており、コーキング(シーリング)が打たれています。
コーキングが劣化している場合はその隙間から雨水が染み込んでしまいます。
また、窓枠周辺の外壁はひび割れしやすい箇所です。窓の開け閉めにより外壁に振動が伝わりやすいためです。
そのひび割れから雨水が染み込んでいることがあります。

窓自体が古くなると、引違い部分や窓枠のゴムの防水性能が失われて隙間風が吹き込みやすくなりますが、雨水も染み込みやすくなるので、雨漏りにつながっていることもあります。

▷外壁塗装におけるコーキング工事とは?役割や劣化症状について

ベランダからの雨漏りの修理方法

ベランダからの雨漏りを修理するためには、雨漏りの原因箇所を突き止めて、穴を塞ぐのが基本です。

ベランダの床の劣化が原因の場合

ベランダの床の劣化によりひび割れていて、雨水が染み込んでいる場合は、ベランダの床の防水工事をやり直す必要があります。
劣化の状況によっては、防水工事だけでなく、下地の板材や骨組みの交換も必要な場合があります。

ベランダの床の防水工事の方法としては、FRP防水、ウレタン防水、シート防水の3つが主ですが、広く普及しているのはFRP防水です。

FRP防水の施工方法は次の通りです。

・施工箇所を洗浄する。
・下地調整を行う。
・FRPシートを敷き樹脂を塗布して硬化させる。
・トップコートを塗る。

トップコートのひび割れ程度であれば、トップコートの塗り替えだけでメンテナンスできますが、雨水が染み込むほどのひび割れがある場合は、トップコートの塗り替えだけでは対処できない可能性が高いため、上記の工程で防水工事をやり直す必要があります。

▷ベランダからの雨漏りは要注意!ベランダ防水の重要性について

✅ベランダの排水溝が雨漏りの原因の場合

ベランダの排水溝が劣化するなどして雨漏りの原因になっている場合は、既存の配管の中に新しい配管を通す形で修理することもあります。
これを改修ドレンと言います。
改修ドレンによる修理を行った場合は、防水工事も併せて行う必要があります。

✅腰壁や外壁のひび割れが雨漏りの原因の場合

腰壁や外壁のひび割れが雨漏りの原因となっている場合は、そのひび割れ箇所をコーキング(シーリング)で埋める形で雨漏りを止めます。
コーキングを打つだけでは、補修箇所が目立ってしまうため、外壁塗装とセットで行うのがおすすめです。

✅ベランダの窓枠のコーキング(シーリング)の劣化が雨漏りの原因の場合

ベランダの窓枠のコーキングの劣化が雨漏りの原因となっている場合は、コーキングの打ち替え(打ち直し)工事を行います。
具体的には、既存のコーキングを撤去したうえで、新しいコーキングを打ちます。
コーキングの打ち替えも外壁塗装とセットで行うのがお得です。

✅ベランダの笠木の劣化が雨漏りの原因の場合

ベランダの笠木の劣化により雨漏りが生じている場合は、笠木の交換工事を行うのがベストです。
劣化したコーキングの打ち替えでも対処できなくはないですが、応急措置に過ぎません。
ベランダの防水工事を行う機会に全面的に交換してしまった方が、雨漏り対策としては確実です。

✅ベランダの掃き出し窓の劣化が雨漏りの原因の場合

ベランダの掃き出し窓のゴムの部分が劣化して隙間風が入り込んだり、雨水が染み込んで雨漏りの原因となっている場合は、サッシ全体の交換を行うのが雨漏り対策としては有効です。

最近のサッシは断熱性が高いので、交換することによって、部屋の暖房効率や冷房効率が高まり、より快適に暮らせるようになります。

外壁塗装、屋根塗装の機会にベランダ防水工事も行いましょう。

外壁塗装、屋根塗装を検討されている方は、その機会にベランダ防水工事もご検討ください。
ベランダからの雨漏りが発生してから、対策を検討しても、ベランダの床の下地から交換しなければならなくなり、修理に高額な費用がかかってしまいます。
こうした事態を避けるためには、雨漏りになる前に防水工事を行っておくことが大切です。
トップコートの劣化の段階であれば、トップコートの塗り替えだけで対処できますし、防水工事が必要な場合でも、下地調整を行うだけで施工できます。

まとめ

弊社は江戸川区を拠点に、地域密着で塗装工事、防水工事と雨漏り修理を行っております。
雨漏り修理のご依頼を受けた場合は、雨漏りの原因を突き止めた上で、雨漏りを止めるために必要な工事をしっかりと行わせていただきます。
ベランダについては、防水工事の施工もできます。新規の防水工事はもちろんのこと、メンテナンスにも対応させていただきます。
これからも地元の方の期待に応えられるようより高い塗装技術と知識を会得していく次第です。外壁塗装や屋根塗装、防水工事に関してお困りのことがあればいつでもお問い合わせください。

▷東京都江戸川区にて雨漏り修理・防水塗装工事〈アパート屋上からの雨漏り〉

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